リンパ浮腫治療

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トップページ » リンパ浮腫治療(リンパ系循環障害の合併症)

リンパ系循環障害の合併症

蜂窩織炎(ほうかしきえん)

リンパ性浮腫の比較的多くの患者さんが合併症として経験をする。また繰り返し再発する場合があるので症状発現に注意を払う必要のある合併症である。早期治療に着手することが肝心である。発症しないためには、乳がんの場合は、患側の前胸部から背部、上肢にかけて、婦人科癌の場合は、臍下部から両下肢にかけてのスキンケアを心がけることである。

患肢側に起こることが多いが、下肢の場合は浮腫がない側にも発症する事がある。赤い斑点やび漫性の皮膚発赤(赤い部分と赤くない部分の境界がはっきりしている)、痛みや高熱が出る場合もある(表層面の蜂窩織炎を「丹毒」とも言う)。

リンパ管炎

皮下組織を走行しているリンパ管に沿って炎症がみられ、線状の発赤が特徴的である。
白癬菌が原因になる事がある。これが原因でリンパ管内に細菌の二次感染を引き起こす事で発症する事が多い。

リンパ漏

皮膚直下のリンパ管が拡張して水泡となった部分からのリンパ液が漏れ出す。悪化による皮膚潰瘍が生じる場合もある。細菌感染を起こすと蜂窩織炎の原因になるので、日頃からリンパの流出部位の清潔を保って、早期治療を促す。

リンパ管肉腫(血管性肉腫)

「スチュワート・トレベス症候群」と呼ばれる重症化した患肢に悪性のリンパ管肉腫を生じる非常に稀な合併症である。

象皮症

長く組織間隙内に滞留した蛋白や脂肪などが変性し線維化がおこったり、一塊となって変性が及ぶと皮膚表面も固くなり象の皮膚のようになる。
リンパ浮腫に対して未治療のまま放置した場合、「潜在性リンパ浮腫→可逆性リンパ浮腫→非可逆性リンパ浮腫→象皮症」という経過をとる事があるので注意が必要である。

その他(急性皮膚炎、色素沈着、皮膚乾燥・硬化、皮膚潰瘍ら)