リンパ浮腫治療

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トップページ » リンパ浮腫治療(リンパ浮腫~はじめに~)

リンパ浮腫~はじめに~

リンパ性浮腫については、国際リンパ学会(International Society of Lymphology:ISL)が「リンパの輸送障害に組織間質内の細胞性蛋白処理能力不全が加わって高蛋白性の組織間液が貯留した結果起きる臓器や組織の腫脹」と定義している。

つまり、毛細血管において水、蛋白などの成分が移動するしくみのバランスがくずれ、体液の流れが滞る状態のことを言う。リンパ浮腫の最大の原因はリンパ管の輸送障害にある。

リンパ管の流れに障害があるために、リンパ管内での運搬・排除能力が低下することにより、リンパ管末端部での水や蛋白成分などの吸収が障害され、皮下組織内に組織間液が過剰にたまる状態である。(図1、2、3)

すべての浮腫は、1)組織液の供給異常、2)組織液の回収異常、2)組織コンプライアンスの異常により発症する。今回のテーマであるリンパ浮腫は、この中の 2)組織液の回収異常と3)組織コンプライアンスが微妙に関係した病態である。

リンパ浮腫の診断には、さまざまな要因で発症する浮腫を把握する事が重要である。まずは、その中でも、全身性と局所性に発現する浮腫ついて整理してみる。

正常状態(リンパ節摘出後)

図1

リンパ節摘出後の状態

図2

リンパ浮腫の状態

図3